今話題の冥王星について調べてみた

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冥王星イメージ

今、話題の「冥王星」
間も無く人類は太陽系で最も遠い地に近づき、新しい発見をしようとしてます!とネットやニュースで紹介されていますね。…私も私なりに冥王星を調べてみました。

冥王星とは

冥王星(プルート)とは、1930年にアメリカの天文学者が発見した天体です。元々は「惑星」として親しまれてきましたが2006年、国際天文学連合が惑星の定義を見直す事を発表し、現在は「準惑星」として分類されるようになりました。
太陽の周りを楕円形に軌道をとり、およそ248年かけて1周し、その太陽との距離は平均5,900,000,000㎞、最も近づいたときでも4,400,000,000㎞の距離にあります。2006年に打上げられた今回の無人探査機「ニューホライズンズ」による初の探査は85年前の発見以来、冥王星に探査機が接近して観測する、今後の画像やデータに大きな期待が寄せられています。

今まさに!!

NASAの無人探査機「ニューホライズンズ」は冥王星に時速49,600㎞/hで近づき、本日、7月14日20:50に、およそ13,700㎞の距離まで最接近するそうです。ちなみに13,700㎞というと地球の1周が約40,000㎞なので、日本から南極大陸までの距離。地球から月までの距離が384,400㎞なのでそれに比べたらぶつかりそうな位のめっちゃ最接近ですね。

現在わかってる事は

現在送られてきたデータによると冥王星は明るい茶色で、直径は約2,500㎞地形も起伏が多くクレーターや深い谷や崖があるそうです。冥王星は直径が小さいので大気を留める事が出来ずに、宇宙に向けて窒素が放出されている事が観測され、北極にはメタンや窒素を含んだ氷で覆われている事も明らかになったそうです。

ちなみに01

冥王星までの距離は約4,800,000,000kmとめちゃくちゃ遠いです。
時速約49,600㎞/h(1時間で地球を1周できるスピード)でも約10年かかります。
光速だと0.0006光年(地球と太陽まで500秒、地球と太陽の40倍の距離にあるのでその40倍20,000秒5.5時間)

ちなみに02

探査機としては49,600km/hと高速な為に、冥王星の周回軌道には乗れず、今回は近くを通過する事で観測する。通過時に7つの観測機器を稼働させて、データを収集し、約8Gバイトのフラッシュメモリに蓄積をして通信速度800bpsで地球に送信するので、全てのデータが送信完了するのは来年4月だそうです。どんなデータが来て何が新たにわかるのか非常に楽しみですね。

 

ちなみに03

機体には冥王星を発見したアメリカ人クライド・トンボーさん(1906〜1997)の遺灰が搭載されているそうです。「私の遺骨は海に…」とかの次元を超えています!ロマンがあって感動します!素敵過ぎます!
あの世があるかは分かりませんが、トンボーさんは今何を想っているのでしょうか?

まとめ

惑星イメージ

いかがでしたでしょうか?
このNASAの無人探査機「ニューホライズンズ」は冥王星の調査が終わった後、まだ解明できていない天体が多数存在しているエッジワース・カイパーベルトというエリアに向かい、データを集めてくるそうです。スケールが大きい!楽しみです!昔から宇宙の事を想うと夜も眠れなくなる少年だった頃を思い出しつつ記事を書いてみました。しばらくは世界中の人が夜空を見上げる機会が増えそうな歴史的1日でございます。

 

この記事を書いた人

稲葉 恭平

稲葉 恭平

愛知県刈谷市・名古屋でホームページ制作をしているダブダブダブのwebデザイナーです。 デザインしたりコーディングしたりマーケティング・ コンテンツSEOだったり、wordpressの組み込みをしています。 記事が参考になったらシェアして頂けると幸いです。

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